ここまでの話、これからの話
ずっと、ブログが書けなかった。
かれこれ1か月経つ。
5月初旬、大事な大事な愛犬が亡くなった。
まだ7歳だった。
いつかこのブログに愛犬の日々の暮らしを載せようと思っていた。
だからブログのタイトルにも「犬」を入れた。
だけど、書く前にいなくなってしまった。
とても可愛い女の子だった。
人のように表情がくるくる変わる、愛らしい姿を記したかった。
ビビりで、おもちゃが電気のコードの上にあるだけで怖くて取れなくて、
なんとも言えない顔で「取れません…」と訴えてきては、私を笑わせた。
寝る時は仰向けで物凄い音量のいびきをかいた。
私がスマホやタブレットに夢中になっていると、静かに忍び寄ってきて画面と私の顔の間に体をねじ込ませて、全力でアピールした。
そんな彼女は、低タンパク血症という症状で春から薬を飲んでいた。
血液中のたんぱく質が何らかの原因で正常より減少している状態だ。
獣医さんに診ていただいていたが、なぜその症状が出ているかの詳細な原因は分からずじまいだった。
薬を飲んでしばらくするとだいぶ回復したように見えた。
ご飯も食べられるようになり、以前のようにおもちゃで遊んだりしていた。
安心しきっていたところに、突然別れが来た。
どうやら血栓が心臓にいってしまったようで、突然心臓が止まってしまった。
急に来た事態に、今まだ心の整理が追い付かない。
同じようにペットを愛している人たちの為に、詳細な情報を記したいけれど、今はまだ苦しくてそれはできない。
愛犬は、私にたくさんの事を教えてくれた。
自分のために自分の人生を生きなさいと、言ってくれていたように思う。
彼女がいなくなった日からずっと、彼女との出会いにただただ感謝し、これからも愛していると、語り掛ける日々を送っている。
もう少し時間がたったら、またくだらない事を書く私が復活してると思う。
そしてまた時間がたったら、愛犬がいかに愛くるしかったかブログに刻もうと思う。
言葉の魅力。
どうも昔から、人の口癖がすぐに移ってしまう。
幼い頃からそうなのだが、方言なんかもうすぐに移ってしまう。
いとこが他県に住んでいて、勿論私の地域の方言とは違う方言を話していた。
数日一緒にいると、もう見事にそっちの方言が身についてしまっていて、両親からよく指摘されたものである。
そして同じくらい、他人の口癖が自然に移る。
私の方では意識せずに、つるつると口から出ているのである。
人から指摘されて「あら?そういえば…言ってるな」とハッと気づくのだ。
ちなみに、学生の頃に移っていた口癖は『得てして』
何かの小説にあったのだと思うが、元ネタはすでに忘れてしまった。何せもう15年以上前の事。前世の如く覚えてはいない。
これもスルスルと口から漏れていたのだ。
当時の友人によると、私の口からはかなりの頻度で『得てして』と漏れていたらしい。
そして現在、私の口癖は『かも知れーぬ』である。
これは妹から指摘を受けた。
そしてどこから移ったかも鮮明に分かる、大好きなゲーム実況者様からである。
言葉のチョイスが絶妙なのだ。そこがまた彼らの好きなポイントなのだが、その素敵チョイスの言葉に思いっきり脳が持って行かれたようだ。
体調が悪い時ですら口からこぼれ落ちるほど重症だ。
『なんだか眩暈がするかも知れーぬ』
『鼻血、出てるかも知れーぬ』
しんどいはずなのに不思議と楽しくなってしまう、この中毒性。
この素晴らしい言葉を私に教えてくださった、かのゲーム実況者様には感謝の気持ちを送りたい。
そしてこの口癖は現在殿堂入りする程お気に入りなので、ブームが去る事はないかも知れーぬ。
働くってなんだ。
最近何度も読み返している漫画がある。
『広告会社、男子寮のおかずくん』(著者:オトクニ|発行:株式会社リブレ)
2021年4月現在、6巻まで発売されている。
広告代理店ミナト広告で働く営業の西尾和(通称おかずくん)を中心に、おかずくんの同期マーケティングチームの東良啓介、クリエイティブチーム北一平、経理部 南郷正の4人は、毎週金曜日にご飯を持ち寄り夕食会を開いている。
持ち寄り会の4人の仲のいいやりとりが描かれるのは勿論の事、ミナト広告でのお仕事の様子、それにまつわる人間同士の物語もしっかりと描かれており、とても満足感たっぷりの素敵な漫画なのだ。
私は、仕事というと、どうしてもいじめられた過去やセクハラやパワハラの記憶が濃く、1日約8時間を耐えて耐えてぐったりしながら一週間を終えるイメージしか抱けない。
でも、ミナト広告は違うのだ。
仕事に対する情熱が、自分の会社を愛する気持ちが、仲間との連携を大切にしている感じが、ひしひしと漫画から伝わってくるのだ。
他部署の仕事を大事に考えているおかずくんの言葉に、まるで登場人物かのように私が嬉しさを感じ、おかずくん自身の広告や営業という仕事に対する情熱に尊敬の念を抱かずにはいられない。
東良くんや北さん、南郷さん、そのほかの社員の奮闘も、社会経験のある人間であれば「分かるわぁ」「こういう先輩欲しかったぁ」という感想を持たずにはいられないと思う。
ただ、この漫画の個人的にいいと思っているところは、「いい所ばかりじゃない」事をきちんと描いているところだ。
嫌味な屁理屈を言う部下が出てきたり、自分のペースで部下(しかも他部署)を使う先輩もいる。
会社には色んな人がいる、なかなかその人は変わらない。
その、日常に必ず潜んでいるどうしようもないモヤモヤを、この漫画ではきちんと登場させるのだ。
そのモヤモヤの解消の仕方もリアルで感情移入しまくりである。
辛い事もある、そのしんどい所を持ち寄り会の旨い食べ物と楽しい会話で流し込んでいく。
その流れが本当に好きだ。
ミナト広告は私の理想の会社だ。
何を隠そう、経理部の南郷さんのセリフ『経理は誰にでもできる仕事ですよ』から続く素晴らしい言葉に感動して泣いたのは私だ。(1巻132ページより)
経理と言わず、事務職なら誰もがぶつかった壁を、南郷さんの優しい言葉が溶かしてくれたのだ。
様々な職種の立場に立って、きちんとその仕事の大事さが分かっている作者は本当に素晴らしい方だと思う。
会社の上層部の人間にもぜひ読んでほしい。
挫けそうな社会人の方にもぜひ読んでほしい。
きっと仕事に対する考え方や気持ちが変わると思う。
長々と語ったが、最後に声を大にして伝えたいことが、ひとつ。
登場するご飯が素晴らしく美味しそうなので、夜中に読むのは大変危険である。
楽しみが詰まっている板、買いました。
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昨年10月末に仕事を辞めた。
心身ともにボロボロ状態だったが、仕事を辞めたらすぐに働き先を見つけなければという、日本の社会人独特の考えが発動し、何かをしなくてはと焦っていた。
医者からは休養を勧められた。
ただ、1日何もしない自分が不安で不安でしょうがなく、とにかく新しい生活に何か新しい仲間を迎え入れて、せめて勉強をしなくてはならないと、凄い妄想に取り憑かれてしまったのだ。
そこで考えたのが「何かを作る人になろう」という事。
長年事務職でやってきた自分としては、やはり何かクリエイティブな技術を身につけたい。
動画編集者やウェブライターなど、自分だけでも食べていけるような技術を身につけたい。
もうこうなったら身につけなきゃこの人生の荒波には乗っていけない、と強く思うようになっていた。
クリエイティブ…
動画編集…
スタバでパソコンをカチャカチャ…
買うべきものを決めた。
iPad Proだ!!
しかも12.9インチだ!!
持ってるだけでクリエイティブ感満載!
と、ノリと憧れで買ったiPad Pro。
一緒にApple Pencilも購入。
結構自分的には高かったが、現在、全く後悔はしていない。
むしろ買って良かったと本当に感謝している。
このブログ記事もiPad Pro様で書いている。
動画の編集や、イラストの作成など、大大大活躍なのだ。
もうこれ無しでは趣味ができない。それぐらい最高の品。
形から入るタイプで本当に良かった。
ちなみに再就職のための履歴書もiPad Proで作成できた。
まだ仕事は決まっていないが、いずれ何か始めたくなった時、不安に押しつぶされそうになった時、きっと私の「楽しい」が詰まっているこのiPad Proを起動すれば、何かがきっとなんとかなるのだろう。
画面の外から愛を込めて
YouTubeが好きだ。
とりわけ、ゲーム実況動画を見るのが三度の飯くらい好きだ。(三度の飯は譲れない)
沼にハマったのはここ一年位。
ゲームをするのももちろん好きだが、幼少期は兄がゲームをしている様を横で見ていた為、操作する人を応援するのも大好きなのだ。
不器用なのでレベル上げやボスに苦戦する事なく、気になるストーリーが進んでいくのも最高に私に合っていた。(単に努力するのがめんどくさかっただけだけど)
そういう土台もあってか、ゲーム実況というジャンルの動画には違和感なく夢中になれた。
特にホラーゲームの実況は素晴らしい。
私、ホラー小説やホラー漫画は大好物だけど、極度の怖がりなのだ。
シャンプーしてる時、必ず振り向いてしまう質なのだ。
やってみたいけど、怖すぎる。
買ってみたいけど、怖すぎてパッケージ見れない。
それがホラーゲーム。
でも大丈夫。
YouTubeでゲーム実況見れるから。
実況者の方と一緒に叫び散らしたり、なかなか上手くいかない時は手に汗握って応援したり。
上手く行った先で怖いシーンがあったらまた一緒に叫び散らす。
会った事もない人達と、一緒に応援して叫んで感動して…
また次回の動画で会えるのを楽しみに、自分の何もない日常を乗り切るのだ。
誰かと一緒なら、怖くない。
「怖い」を共有して「楽しい」に変換する。
それがゲーム実況の素晴らしいところ。
今は「リトルナイトメア2」というホラーゲームをビクビクしながら見守っている。
主人公の少年(やけに小さい)が、不思議な建物の暗い秘密を追う物語。
トラップを解いたり、どう見ても恐ろしすぎる見た目の人間(?)に追いかけ回されたりする、それはもう叫ばずにはいられない内容なのだ。
私は見ながら大抵叫んでいる。
だが、不思議と実況者の方がやっているゲームは欲しくなってしまうから、人生初のホラーゲームデビューは近いかもしれない。
勇気が出るまでもう少し、画面の外から声援を送ろう。
※ゲームの開発会社によっては実況NGの作品もあるので、実況動画は規約を守ってあげましょう。
未来の自分、組み立て中。
昨年10月末、心と体を壊して会社を辞め休養し始めた。
あれからもう5ヶ月、未だ就職はしていない。
空気を読みすぎてしまう性格のため、医者からは「会社勤めが向いてないのでは?」と
元も子もないアドバイスを貰った。
少し納得しつつも、絶望の果てに辿り着いたのが「在宅でできる仕事」である。
動画の編集者やwebライターになってなんとか体勢を立て直そうと決めた。
ただ、ものの見事に私はそれらについては初心者だ。
人脈もなければお金もない。
そこで新年早々出会ったのが、Udemyの新年セールだった。
動画編集ソフトを一から学べてとてもお安いので、学びながら小躍りする日々だった。
3日間でAdobeプレミアプロの基礎を学ぶという講座を受けて、今、私は自身のYoutubeチャンネルを開設した。
今年はさらにアフターエフェクトを学び、動画のクオリティを上げていきたいと燃えている。
また、元々好きだったが鬱病のせいで忘れていた、絵を描いたり文を綴ったりする事にも挑戦したいと思っている。
学びに集中すると人はポジティブ思考になりやすいと思った。
何か一つ学び始めると、芋づる式に「やりたい事」がついてくる。
頑張りすぎると息切れしてしまうから、自分のペースで「学び」と「好き」と向き合いたいと思う。
by Udemy
犬のいる生活
今絶賛無職中の私。
お陰でキャバリアのワンコ(女の子)と四六時中イチャイチャできている。
どうやら私のことを同じ犬だとでも思っているのか、寝る時は折り重なるように眠る。
折り重なって暑くなると、信頼の証らしいお尻を私の顔にくっつけて眠り始める。
そして何故かぐいぐい押し付けてくる。
朝、目覚めたら目の前に毛がフサフサでふにふにのお尻がある。
毎日無職に対する不安に押し潰されそうになりながら、悪夢にうなされながら寝ている私の毎朝の癒し。
このお尻があるから私は今日も布団(現実)から這い上がる。